霊山水田除染プロジェクト活動状況


2014年度試験水田での稲刈り2014920)
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20(土)に稲刈りを行いました。今年は好天等に恵まれ稲が順調に生育し、昨年よりも稲穂の付きも良く、稲の倒れもありませんでした。。2年目でもあることから稲刈りにも慣れ、全員で午前中に済ませる事ができました。刈り取った稲は稲ばせ(稲架)に掛け約2週間天日乾燥させます。

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●試験除染活動2014年8月27)
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27日(水)に水田除染活動を行いました。水田は順調に生育しております。また試験水田の土壌一般分析結果が出て、昨年の稲の諸分析データと比較しました。竹炭基礎試験の放射能吸着特性試験も予想通り分析が進められました。

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2014年度試験水田での田植え2014531)
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31日午前8時より田植えを開始し、途中日帰り組の協力を得て予定通り終了しました。三井物産環境基金ご担当の方もこられ一緒に田植えをしました。その後、今年の収穫を祈念し早苗饗(さなぶり)を行いました。10月には稲刈りの予定です。

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2014年度試験水田での作業計画2014526)
本年度の試験水田での作業計画を416日に議論し、試験水田Aは竹炭墨汁散布し、代かき後上澄みを除去、水田Bは昨年同様、水田Cは昨年同様、水田Eは一部にマツバイ植性、塩化カリ散布、水田Gは竹炭墨汁散布ということになりました。試験水田は5区画で昨年の半分です。また交換性カリが稲の放射性物質吸収に影響することから交換性カリの分析を行うことにしました。
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24,25日にはまず試験水田での基準となる空間線量率の計測、水田土壌の放射能強度測定を実施し、その後代かきをおこないました。

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代かきをしている地元朝倉さん

均しをしている地元佐藤さん(左側)、大波さん

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竹炭墨汁を均一化している尾園副代表

代かきが終わった試験水田手前よりAB


竹炭基礎試験第二段(墨汁状態にした竹炭の特性確認)の試料を作製しました。

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試験水田Cの土壌泥水化、この後自然

沈殿と乾燥

左写真の試料サンプルの右側のバケツ

試料に竹炭微粉末を混ぜ込み。

この後自然沈殿と乾燥


2013年度収穫した稲の分析結果2014118)
昨秋、試験水田で収穫した籾の放射能濃度分析結果、放射性物質の移行率と土壌放射能濃度の関係、食味分析結果、窒素、リン、カリの分析結果が報告され総合的な評価がなされました。また竹炭の放射性物質の吸着特性試験結果の検討がなされました。様々な意見が交されました。その後試験水田Cから収穫されたお米を賞味しました。前回に続き大変美味しく出来て全員感動しました。

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霊山プロジェクト実務者会議

下小国区民会女子部による豆腐試食会と
試験水田お米賞味


●水田除染活動2013127)
今年試験水田で収穫した籾の放射能濃度分析結果の評価、竹炭の放射能濃度分析結果からの吸着特性、来年の水田の試験条件、竹炭単体吸着特性試験方法などの検討をおこないました。その後今年収穫したお米を炊き賞味しました。大変美味しく出来て全員感動でした。

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●水田除染活動2013104)
霊山プロジェクト 霊山プロジェクト会議は1114日大沼宅にて今年収穫した玄米の千粒重量測定、今後の食味、窒素・リン・カリ分析、放射能濃度測定の外部委託方法を検討し、今年の残りの作業項目の確認、並びに来年度の作付方法、条件等について討議した。

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大沼宅での打合せ

今年とれた玄米

千粒重量を測定(市橋・奥村両氏)


●水田除染活動2013104)
霊山プロジェクトは、好天の下、大波ご夫妻、大沼氏、佐藤好孝氏の御指導により40m2の試験水田8枚と畔2か所の合計10か所の稲刈りを実施しました。REPAの会員の中には稲刈りが初めての人もおり、筋肉痛が出るなど気持のよい経験をしました。刈り取った稲は、稲架(ハセ)に掛け天日干ししましたが、稲切り株の根元が不揃いでいかにも素人の稲刈り作業かが判ります。
また、江戸時代に考案されたという千歯扱(センバコキ)により脱穀も初体験でした。上流工程の稲刈り、結束、先端揃えがきちっとしていないと、後段の脱穀作業が手間取ることを身を持って体験しました。

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皆で稲刈り。鎌を持つ手が

振るえてる!?

不揃いな稲架(ハセ)に掛け

千歯扱(センバコキ)により脱穀


●水田除染活動2013824)
霊山プロジェクト会議は824()霊山で実施されました。今回は新潟県の神田農場の方々3名が参加され、メタン発酵装置、除染水田を案内しました。特に稲の生育状況については有益なる指導、意見を戴きました。さすが米作り新潟の豊富な経験に元ずく説得力のある話でした。
稲は水田ブロックごとの多少の差異はありますが、順調に生育しています。104日に稲刈りと稲穂、籾の放射能汚染の分析、113日の収穫祭を迎えます。

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指導を受けるREPA、現地の方々

順調に生育している稲

実るほど頭を垂るる・・・


●水田除染活動2013727-728日)
霊山プロジェクト会議は72728(土、日)霊山で実施されました。稲は水田ブロックごとの多少の差異はありますが、順調に生育しています。収穫(稲刈りは10月中旬か?)と分析が楽しみです。今回は各水田の空間線量率の測定を行いましした。

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試験水田遠景

空間線量率測定中の奥村理事と市橋会員


土壌等の分析作業、ならびに竹炭効果基礎試験も終了し現在データ集計解析中です。興味ある数値がでつつあります。ネット(ナイロンストッキングを利用)に封入した竹炭が、どの程度汚染された土壌を吸着するかの試験です。6月の写真と比較してみてください。

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土壌等の分析中

土壌と竹炭を混合攪拌し、2ヵ月静置、自然乾
燥後の状態

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1ヵ月後のネット封入粒子の細かい竹炭

1ヵ月後のネット封入粒子の粗い竹炭


●水田除染活動2013628-629日)
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28日午前に試験水田生育状況を視察しました。当初試験水田b(コーヒ液肥を散布)の生育が遅かったようですが、その後各PJ担当の区画水田は一様に成長しており、メンバー一同ほっとしております。東京のメンバーは月に1回程度しか現地に赴いておりませんが、その間大沼さん、大波さんに水田の手入れでお骨折り戴き感謝しております。

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また5月のポット試験01、サイド試験Aに引き続き、ポット試験23を実施しました。これは竹炭をネット袋に封入し、土壌と混じらないように竹炭単体の吸収・吸着特性試験をするものです。詳細は会員のHPをご参照ください。

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粉砕した竹炭を篩で分級している冨成理事

竹炭をコーヒーミルで粉砕している冨成理事(左)と
尾園副代表

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粒子の細かい竹炭をネットに封入し汚泥水に浸漬

粒子の粗い竹炭をネットに封入し汚泥水に浸漬


●水田除染活動2013521-522日)
これまで竹炭効果の定量的なデータが十分ではありませんでした。そこで今回と次回に掛けて、基礎試験を進めております。竹炭を粉砕し篩分けし、これとゼオライト、ケイ酸カリ散布前の土壌と代かき水を10リットルの容器で攪拌し竹炭の吸着効果を確認します。サンプルをいくつか作りました。次回は詳細計測の予定です。

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竹炭効果基礎試験サンプル

左基準サンプル(竹炭無)、右竹炭入サンプル

一日放置後の基準サンプル

 

快晴の下、PJメンバー全員で地元のメンバーのご指導を戴きながら、試験水田8区画の田植えを行いました。ほとんどのメンバーは初体験で、お米の大切さを改めて認識しました。終了後、早苗饗(サナブリ)という田植を終えたお祝いと、今年の豊作を祈念しました。

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田植え前に早苗の手入れ

皆で田植え、右が指導戴いた大波氏

田植えの途中で一休み。

復興支援メディア隊小松さんも取材

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田植えを終わっ記念写真。良い思
い出です

早苗饗(サナブリ)という田植を終えたお祝い

貴重な竹炭試験サンプル


●水田除染活動2013425-427日)
いよいよ、今年の試験作付前の水田のあぜ作り、代かき、竹炭の散布作業を行いました。初日は晴天でしたが冷たい風が終日吹き荒れました。二日目は一転して雷と雨で時々激しく降りました。三日目は晴れたり曇ったりでしたが、冷たい風に終日吹かれました。従って大幅な予定変更を強いられました。本当に農業は自然との闘いです。

試験水田は伊達市の指導に基づいた条件作りを行いました。写真1
初日は試験水田を畔シートで10区画に分け、いろいろと試験条件を変更して試験作付を出来るようにしました。写真2
二日目は新沼のため池水をゼオライト水槽を通して、代かき水を導水する配管工事と試験水田ABへの通水を行いました写真3、4。
試験水田Aには竹炭を散布して代かきをしました。試験水田Bには竹炭を散布しないで代かきをしました。写真5、6
三日目は代かき後の状況確認と、井戸水を代かき水として使用する試験水田への配管準備作業を行い、今後の全体作業予定の確認をしました。
次回52122日はいよいよ田植えです。今年の成果を期待しましょう

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写真1 伊達市の水田除染済証明票

写真2 畔シートで区画した試験水田(10区画)

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写真3 代かき水配管工事手前がゼオライト水槽

写真4 試験水田Aへの代かき水の通水

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写真5 大波プロの代かき作業(試験水田A

写真6 代かきが終わった試験水田B


●水田除染活動2013330日)
当日は快晴で少し寒かったですが、水田A,Bの竹炭、土壌のサンプリングをおこない、放射能濃度計測をしました。また来年度の代かきのための区割り作業を行いました。

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作業前現場打合せ

水田A表層に浮き出た

竹炭粗大粒子

採取サンプリングの

放射能濃度計測

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水田区割り作業

水田A(手前)と水田B(奥)では

雑草の生え方が異なる

2月までは雪が積もっていましたが

いよいよ春の兆し


伊達市から「25年の稲作意向確認及び放射線低減対策実施に伴う・・・・」の書類が発行されており、プロジェクト活動への影響が生ずる可能性があり、今後注意深く検討をしていきます。

●水田除染活動2013126日)
水田除染の行われているサイトでは、定点地での空間線量率の測定、土壌等のサンプリングを実施しました。その後、サンプリングした土壌等を測定室に搬入し、放射線量測定を実施しました。これらのサンプルは専門機関に持ち込み、放射能濃度測定と分析が行われます。

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足を取られながらの空間線量率の測定

代かき後約1カ月放置の懸濁水固形部分


●農業環境技術研究所を訪問20121228日)
霊山プロジェクトでの水田除染作業方法について、関連文献調査、講演等の聴講を進めておりますが、この度、農業環境技術研究所から発表されている「土壌−植物系における放射性セシウムの挙動とその変動要因」の論文につき、筆頭執筆者である山口様からお話を伺うことが出来ました。放射性セシウムの挙動、水田の除染についてかなり内容が深く多岐に渡った記載が有り、実際にお話を伺い大変勉強になりました。霊山プロジェクトの今後の進め方について、示唆に富んだヒントを得ることが出来ました。山口様、本当にありがとうございました。

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農業環境技術研究所での打合せ

質疑している尾園副代表(右)と冨成会員(左)


●水田除染活動20121225日)
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25日(火)に水田除洗活動を行いました。薄日が差していましたが、時々雪が舞う寒い中で、普通は春に行われる代かきをおこないました。試験水田での空間線量率の計測、サンプリング済の土壌・草類の遮蔽ボックス内での計測、水田の掘り返し、竹炭散布、代かき水の引水、代かき、汚泥水のサンプリングを実施しました。貴重なサンプルが得られましたので今後分析を行い、次回2013126日プロジェクト会議でレビューする予定です。

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薪ストーブを囲んでの作業前打合せ

試験水田での空間線量率の測定

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寒い中での代かき。大波さんご苦労様!

代かき後の汚泥水のサンプリング。貴重です

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メタンガス発酵槽では柿の投入が始まります。
どのくらいガスが発生するか楽しみです

地元名物団子汁をごちそうになりました。
身体が温まりました。光子さんありがとう!


伊達市が特別勧奨避難地点の指定解除 (20121214日)
当協会がバイオガス製造実証実験および水田除染事業を展開している福島県伊達市の大沼 豊さんから、現地の情報を伝えてきていただきました。伊達市は、特別勧奨避難地点の指定を受けていましたが、全市の指定が1214日付けで解除になりました。除染作業などにより、放射線量が基準以下となったことを受けての措置です。大沼さんは、これまで自宅周辺で行われた除染作業の模様を撮影し、写真を送ってくださいましたので以下に掲載致します。

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●三井物産・環境基金室を訪問 (2012112日)

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11月2日(金)午前、三井物産株式会社 環境・社会貢献部 社有林・環境基金室(東京 大手町)の佐藤マネジャー、平田様を当協会佐藤代表理事、尾園副代表理事が訪問し、環境基金助成の御礼と、霊山プロジェクトの進捗状況のご説明、ならびに契約書の取り交しを行いました。
ご担当様からは、同プロジェクトに対するさまざまなご質問、激励のお言葉がありました。

佐藤代表理事より、本助成金によりさらに活動を充実させ、実りのある成果を出すことを約しました。関係部門の益々のご支援をよろしくお願い致します。

契約書を取り交わす三井物産佐藤マネジャー
(左)と、当協会代表理事佐藤茂夫


●水田除染活動 (20121023日)
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23日に水田除染PJは試験水田の空間線量率測定結果、作業結果のレビューを行い採取したサンプルのどれを分析にするかなどの検討を行いました。

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除染試験水田Aの測定ポイント
 竹を立てている箇所

測定値を確認している冨成会員


●霊山水田除染プロジェクトの状況 (2012817日)
これまでもご報告してきましたが、当協会は福島県下小国地区協議会の主要メンバーである大波盛雄氏の水田を試験水田として提供いただき、水田の除染活動を進めてきました。
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月には除染対象水田Aと、非除染対象水田B(いずれも面積40m2)に対し、雑草等を刈り取り、乾燥状態の水田表面の土壌の切り返しを終え、両水田をあぜ道で区分しました。(写真―AD参照)。代掻き用の用水は、ため池から既存の水田最上部まで導引し、そこから塩ビパイプでゼオライト槽(ポリ容器150 lit)まで配管しました(写真―AB参照)。容器の出口は自在塩ビ管を敷設し水田ABどちらに送水可能としました(写真―B参照)。容器内にはゼオライトが充填してあります(写真―C参照)。水田ABの土粒を含んだ滞留水の排水は下流のそれぞれの容器に収納されようになっています(写真―E参照)。現場で打合せを行い、計画通りに設備等が設置され、水田が養生されていることを確認した(写真―F参照)。
今後の予定は次の通りです。
一昨年の竹材(放射能で汚染されていない)より、竹炭を製造し、これを粉砕し水田Aに散布し代掻きをおこなう。代掻き後の土粒を含んだ滞留水を排水し、容器に収納する。同様に水田Bは竹炭を投入せず代掻きし、代掻き後の土粒を含んだ滞留水を排水し、容器に収納する。以下について放射能レベルを計測する。
@水田ABの水張り前の土壌、A水田ABの流入水、B水田ABの土粒を含んだ帯流水、C水田ABの土粒を含んだ排水、
以上の分析結果により竹炭の量・粒度、あるいは他の吸着材の投入等パラメータを変化させ実験を進める。実験は日照りの時期が多い夏場に勢力的におこないます。進捗状況については、このHPにて適宜紹介する予定です。ご期待下さい。

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 写真-A:試験水田遠景
 左側B、右側A、中央はゼオライト槽

写真-B:導水塩ビパイプラインとゼオライト槽

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 写真-C:ゼオライト水槽内部

 写真-D:試験水田 手前がB 後方がA

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 写真-E:水田ABからの排水収納容器

写真-F:現場打合せ 左より大沼氏、朝倉氏
大波氏、佐藤茂夫氏



【参考情報】
隣接する水田では伊達市による試験水田がおこなわれており、合計5か所(双六の5つの目のように)での生育した稲の放射能レベル計測が予定されている(写真-G参照)。
一部で水田にゼオラオト散布、不散布による稲の生育状況の差異の試験を自主的におこなっているが、予想通りゼオラオト不散布水田では稲穂までに順調に成長しているのに対し、ゼオラオト散布水田では稲穂が見られていない。ゼオライト散布の指導が市当局よりあったが、ゼオライト散布は放射線物質の吸収のみならず土壌の肥料成分まで吸着し、水田として将来使えないと地元農家が反対していたわけであるが、今回の試験で実証されたことになったのではないか(写真-G参照)。

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 写真-G:伊達市試験圃場
 遠方がREPAの試験水田

写真-H:中央がゼオライト散布、右側が不散布水田
で、右側が稲穂までに成長、左側は稲穂が見られず