ソーラボート


●ソーラボートへの期待 (2016年1月23日)
無尽蔵な太陽エネルギーによるソーラ発電は、小は携帯電話の充電用として、また、家庭用発電装置から最近では数万キロワットもの大規模な発電所まで普及が始まっていますが、それを本格的に交通機関の動力源として利用することが始まっています。他の輸送手段に比べ移動するエネルギーが比較的少ないボートや小型遊覧船、島嶼国・離島間の人物資の小型輸送船の場合は、ソーラ発電でも十分に可能な技術的、経済的条件が整いつつあります。
世界的には既に100%太陽光をエネルギーとする大型のソーラ遊覧船が何隻か就航しており、当協会が2005年の8月にドイツ再生可能エネルギー視察団を企画した折、ドイツのさる会社のソーラ船がハイデルベルグで大型船を就航していることを知り、ソーラ船の体験乗船をしました。
まさに、ソーラ日和とでもいうような夏の気持ちよく晴れた日にドイツの美しい古都で観光地でもあるハイデルベルグを流れるネッカー川で、乗客定員が110名のソーラ遊覧船に乗ることができました
船はとても静かで、振動や排気ガスの匂いも無く、双胴船のデッキは広く、斬新なデザインのキャビンは明るく、両岸の美しい景色を十分に堪能できました。まるで水面を滑るように走るソーラ遊覧船にまさに脱化石燃料社会のシンボルともいうべきものです。乗船したソーラボートには沢山の企業のロゴマークが貼られてあり、船長の話では、このソーラ船はハイデルベルグ市と協賛する企業の出資により管理運営されており、市当局はこのソーラ船を市のランドマークであるネッカー河で運行することで、再生可能エネルギーと環境保護の必要性を市民や、観光客にアピールし、会社はその趣旨に賛同することで、社会貢献度と企業イメージを高めている、とのことでした。
詳細は後日会員専用ホームページに掲載される予定です。
明るく静かな110人乗りソーラボート
(ハイデルベルグ)
二人乗りソーラボート
(横浜港)