石和温泉再生可能エネルギー支援活動

奥村実 REPA理事

●石和温泉再生可能エネルギー協議会 第5回研究会開催(2014年10月29日)
「石和温泉再生可能エネルギー協議会」第5回研究会が、10月29日(水)に笛吹市役所3階301会議室で開催されました。今回の研究会の招待講演では、まず、(株)計画技術研究所代表取締役須永和久氏より「まちづくりによる景観・魅力向上と観光地における集客要因調査」と題して、東京都目黒区自由が丘のまちづくりの事例紹介があり、10項目の秘訣を紹介して頂きました。次に、鰍iTBコーポレートセールス営業推進本部ソーシャルソリューション地域交流推進局環境マーケットプロデューサー黒岩隆之氏より「電気自動車を活用した地域活性事業」と題し、EV導入による温泉街活性化の提案がありました。次回の研究会後にこれまでの提案を検討し、いよいよまとめに入る予定です。

●石和温泉再生可能エネルギー協議会 第2回研究会開催 (2014年6月25日)
「石和温泉再生可能エネルギー協議会」第2回研究会が、6月25日(水)に石和温泉足湯ひろばで開催されました。当協会の代表理事佐藤茂夫の「手作りメタン発酵設備と農業分野での活用」の講演、市橋会員の調査報告「温泉熱利用による温度差発電」が行われ、活発な議論がなされました。また今後の街灯のLED化、いろいろなイベントの具体的な検討を進めることとなりました。

●石和温泉再生可能エネルギー協議会 第1回研究会開催 (2014年6月2日)
第1回研究会が5月21日(水)に笛吹市役所でおこなわれました。山下理事長の開会挨拶後、招待講演として「温泉熱を利用した温度差発電」と題して、慶應義塾大学環境情報学部武藤佳恭教授よりデモを中心に、温度差発電、振動発電、マグマ発電、横波スピーカーについての紹介がありました。また調査報告としてREPA奥村理事より「国の地熱発電施策と現状」の報告がありました。

●「石和温泉再生可能エネルギー協議会」設立総会開催(2014年3月28日)
平成26年3月28日(金)に石和温泉旅館「きこり」にて、「石和温泉再生可能エネルギー協議会」設立総会が開催された。倉嶋笛吹市長の他、市会議員7名、県企業局、笛吹市産業観光部、市民環境部、環境推進課、観光商工課、笛吹市商工会、石和温泉観光協会、石和温泉旅館協同組合及び当NPO等から約25名が出席した。最初に「協議会」設立発起人代表の石和温泉旅館協同組合山下理事長から、「今回の設立総会は、民間が準備会を立ち上げ、行政に働きかけやっと実現した。石和温泉は街中の平坦な地に源泉があるのが特徴で、石和に温泉ありを発信していきたい」との開会挨拶と趣旨説明があった。その後、参加者全員の自己紹介と協議会の体制と役員の承認が行われた。最後に、今後の活動内容について議論され、温泉熱利用した温度差発電、温泉熱の農業への利用、生ごみのメタン発酵によるエネルギー回収、高校生によるアイデアコンペの開催等、幅広い意見が出された。さらに、官(市)/民(観光協会、旅館オーナー、商工会等) /学(大学、工業高校等)間の十分な意思疎通、シナリオを持って推進することの重要性が全員で確認された。
本協議会は原則、1回/月の頻度で開催される。
総会風景
挨拶する奥村実理事
会に参加したREPAのメンバー